再開発が進行している東京都心には、狭い道路に接し老朽化した木造建物がまだ多く残され大災害時への備えが進んでいません。
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ティンバーション:木造住宅、木造ビルディング、木造マンション等木造建築物や施設で、新耐震・耐火基準で建てられた建物の総称 ヒノキーノ:国産ヒノキ、国産ヒノキ造り ![]() 現存する世界最古の木造建築物法隆寺 ![]() |
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100年住宅 写真:兵庫県養父市森林組合提供 |
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売り止め中=ローン事前審査中又は媒介委任中のものです。
詳細ページには、案内図・重要事項概要・公図写・実測図・土地登記簿謄本・平面図・建物仕様概要・運用収支試算書を掲載しております。
(令和7年12月23日現在)
648棟 5,672戸
今話題の不動産にまつわる話や、不動産の活用について家主クラブの目線で解説します。
森記念財団から発表される「世界の都市総合ランキング」は、経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス指標で評価されるとのことですが、12月17日に発表された2025年ランキングでは、東京はロンドンに次ぐ2位になったようです。
経済は、10位以下ですが、居住は1位になったとのことです。
東京都心の土地供給不足と億ションが話題になっています。
フラット35の融資限度額が、現行8,000万円から、12,000万円に引上げられますが、需給バランス効果は限定的です。
まだ不透明ですが、返済期間 最長50年のローンが始まったようです。
木造も、劣化対策等級2級以上であれば50~60年の安心対応仕様ですから期待しています。
現在は、制限があるものの、不動産業界でも仮想通貨での決済が始まるのは時間の問題でしょうから、金融機関の対応に注目しています。
一方で、「日本の文化」に興味を持たれて来日される方が増え続けています。
日本では、自動車教習所でも教えている「互譲の精神」等「和の国」です。
エレベーターの乗り降り時に、手差しで「どうぞ」というだけで、外国の方は丁寧に会釈され、感動を感じます。そこには国境はありません。
日本の多くの方が身に着けている「日本の文化」、「木の文化」は、地理的なものと、日本独特の気象に関係すると考えられています。
「木は必ず枯れる」、「次にはもっと良い木を育てる」を繰り返してきた歴史
12月17日 日銀の公表では2025年9月末時点 家計の金融資産総額は2286兆円、内現金預金は1122兆円で、欧米と比較するとかなり多いとのことです。
どのように使われているかの報道は少ないようですが、知恵と労力のバランスの変化が進行し、無気力になる方が増えることによる日本の労働生産力低下が心配されています。
自身を振り返ると、70年程前にゲルマニウムラジオ作りに挑戦し、60年程前に電卓工場を見学し販売を経験しました。
現在の進化は太陽系の外のように感じていましたが、前を向くことを心掛けていました。
今も、変化への期待ともいえる夢を見ますが、人と人とは競っても、相手の尊厳が軽々しくなっていく世界は見たくないものです。
言葉・文字を競う時代・変革期に入ったとの見方もあり、大都市では、一部のスラム化は避けられないとも言われますが、「東京の住居は、世界で一番」と言われ続けられるための努力をしてまいります。
平成16年(2004年)3月30日から20年以上、毎月お伝えしてきた本コラムは、250回を超えています。
これからも都心部の変化・現状や収益不動産の需給関連情報をお伝えしてまいりたいと思いますので、ご指導の程宜しくお願い致します。
皆様が、安心できる年をお迎えになられることをお祈り申し上げます。